カジノは確率の占める割合がとても高いギャンブル
カジノにはさまざまな種類のゲームがありますが、どれも勝敗の決め手として確率の占める割合がとても高いギャンブルです。
そのため、勝てない人は運のせいにしているケースが多く見受けられます。
しかし、運の悪さを嘆くのではなく、負ける理由を考えてみることが大切です。
それが分かれば挑戦する際のスタンスが変わり、おのずと勝率も上がってきます。
大前提として知っておく必要があるのは、負けが多くて当たり前ということです。
そうでなければカジノは商業施設として成り立ちません。
1.大数の法則を理解する
そこでポイントになるのが大数の法則です。
統計学や確率論に基づくものなので、厳密に理解しようとすると難しいかもしれません。
簡単にいうと、試行する回数が増えるほど確率が収束していくというものです。
その事実さえ知っていれば、どのようなスタンスで臨むのが正解なのか見えてくるでしょう。
たとえば、コイントスをして裏と表が出る確率は5割ずつです。
この事実は誰でも知っていますが、実際に試してもそうなるとは限りません。
試しに10回コイントスをしてみてください。
表と裏が5回ずつ出れば確率どおりですが、そうならなかった人も多いはずです。
2.5割というのはあくまでも確率に過ぎない
なぜなら、5割というのはあくまでも確率に過ぎないからです。
表が7回出ることもあります、もし10回出たとしても不思議なことはありません。
そう言われると、確率の数値には何の意味もないと感じる人もいるでしょう。
しかし実際にはそうではなく、大数の法則によって大きな意味を持つことになります。
コイントスの試行回数を増やしていくと、確率は徐々に5割に近づいていくのです。
試しに頑張って100回ぐらい行ってみても良いでしょう。
そうすれば、10回よりは5割に近くなっていることが分かります。
とはいえ、その程度はではまだまだ偏りがあるでしょう。
1万回ぐらい試せれば、明らかに偏りが減っていることを実感できます。
3.確率にはまるような賭け方をしないこと
実は、この現象がカジノで勝つコツと大きく関係しているのです。
前述のように、カジノのゲームは基本的には負けるように作られています。
公表はされていませんが、ゲームごとにカジノ側が勝つ確率が算出されていることでしょう。
その確率が施設としての収益の見積もりに直結するからです。
言い換えると、その確率にはまるような賭け方をしないことがポイントになります。
たとえば、こちらの負ける確率が8割に設定されるゲームがあったとします。
大数の法則を念頭に置いて考えてみてください。
同じ条件で何度もチャレンジすれば、実際に負ける確率が8割に近づいていくということです。
ビギナーズラックを経験したことがある人はたくさんいます。
それは試行回数が非常に少ないので、想定されている確率どおりの結果にならなかったということに他なりません。
勝ったからといって調子にのって何度も行っていると、次第に負けが増えていきます。
4.大数の法則から逃れる賭け方をすることが勝率を上げるコツ
つまり、大数の法則から逃れる賭け方をすることが勝率を上げるコツです。
いろいろと条件を変えながら挑戦しましょう。
条件が変われば、前提となる確率も変わってきます。
つまり試行回数をリセットできるので、収束までの猶予ができるというわけです。
勝ったときに、だらだら続けようとしてはいけません。
あらかじめ上限を定めておくと良いでしょう。
負けた分を取り返そうと必死になるのも間違ったスタンスです。
負けるのが基本なので、取り返すという考え方自体を改める必要があります。
負けが続くのであれば、それはもう収束が始まっていると考えるのが無難です。
自分のほうに流れが来ているときに切り上げる必要があります。
このように大数の法則を意識することで、勝率が上がっていくことを期待できるでしょう。